エックスサーバーに無料独自SSL(http→https)を設定する

@ハクト 2023-08-11 12:22:09に投稿

今回はエックスサーバーでの無料の独自SSL設定の方法をご紹介します。

SSLを導入することで、ウェブサイトのセキュリティが向上し、訪問者の信頼も得られ、SEO対策にもなります。

なぜSSLが必要なのか?

●セキュリティが向上する

SSLはサイトの情報を暗号化し通信を行います。これにより正当な受信者のみがデータを復号化して読むことができるので、第三者による情報の盗み取りを防ぎます。

●信頼の確保

SSL証明書には、証明書の発行者や有効期間などの詳細情報が含まれます。ブラウザのアドレス欄に鍵マークなどで表示され、訪問者が安全なサイトか確認できます。

●SEO対策

Googleなどの検索エンジンは、安全なウェブサイトを評価しやすくなっています。HTTPSを導入したサイトは、検索結果のランキングが向上する可能性があります。

 

上記の理由からSSL設定はサイト運営する上でほぼ必須となります。

以下の手順に従って無料独自SSLを設定していきましょう。

サーバーパネルにログインする

サーバーパネルログインより「サーバーID」「パスワード」を入力しログインします。

SSL設定をクリックする

「ドメイン」欄より「SSL設定」をクリックします。

SSL設定を行うドメインを選択する

赤枠の「選択する」をクリックし、対象ドメインのSSL設定を行います。

変更をクリックする

現在の設定が「OFF」になっているドメインを選択し「変更」をクリックします

SSL設定を「ON」にする

設定するドメインを確認し、問題なければ「ONにする」をクリックします。

現在の設定がONに変更される

現在の設定が「ON」に変更され「反映待ち」と表示されます。

一時間程度で反映されます。

以上でSSLの設定は完了です。

 

ただ上記の設定だけでは、自動的に「https://~」のURLへ転送されません、

自動で「https」に転送するために以下の設定を行います。

常時SSL化の設定

.htaccess編集をクリックする

「ホームページ」欄より「.htaccess編集」をクリックします

ドメインを選択する

.htaccessを編集するドメインを選択します。

.htaccess編集をクリックする

使用前の注意が表示されるので、「.htaccess編集」タブをクリックします

.htaccessを編集する

以下の内容を上記の赤枠のように追加し「確認画面へ進む」をクリックします。

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

既存の設定は削除しないよう注意してください

実行するをクリックする

「実行する」をクリックすると設定が反映されます。

 

「http://ドメイン名」でアクセスし、自動的に「https://ドメイン名」のURLへ転送されていれば設定完了です。

@ハクト

サービス作り・デザイン好き。70年代生まれのWEBエンジニア。WEBパーツをCSSでカスタマイズしてコピペできるサービスを運営中「Pa-tu」。実装したWEBパーツやツールを利用してWEB情報やライフハックを発信してます。

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